鈑金塗装 修理事例

メルセデスベンツ230E 通称名はW203になります。お得意先である販売店様より入庫です。

近くに寄らないと分かりませんが経年劣化で塗膜がひび割れして塗装のレストアと言ったところでしょう。

細部に亘って発生しておりますので装着されているパーツは全て外しました。

サンディングにて鉄板まで出して下地のサフェーサーを塗布して初めてトップコートに入って行くという、とてつもない作業になります。

最後に完成写真です!

色もホワイトなので余り分かりにくいですが満足の行く逸品になったと思います。


ニッサンADバンです。何時もの様に、恐らく何処の鈑金工場でも「交換ですね!」と言われる損傷です。

リヤバンパーは新品交換で参考までにバックドアを新品交換した場合に約17万円以上の修理金額になります。

会社さんの社用車に付き中古パーツも探しましたが、まだまだクルマが新しく、余りいい加減な提案はすべきでは無いと判断し、鈑金修理を提案させて頂き、更にお値引きをして税込み14万円ポッキリでご成約!

「ありがとうございます」!

完成です!

何と修理期間は2泊3日。自社採点で95点ですね!

大変お喜び頂き、納車させていただきました。


フォルクスワーゲンのヴァナゴンT3です。以前にもお話させて頂きましたが、すでに新品パーツの供給が有りません!よって鈑金での修理を選ぶほかありません。この損傷を見たら何処の修理工場でも「ドアの交換ですね!」と言う話になります。

今回はうっかりしてました。少し画像の情報が乏しくて!

作業途中の画像です。最終的にドアはボディーから外して作業をしました。

最後に完成写真です。

あまり現場作業者を誉めませんが「完璧な仕上がりだったね!」と拍手を送りました。


Y様のBMWミニクーパーです。

変則的な形状の障害物にバックしてぶつけてしまったそうです。リヤバンパーを避けてバックドアにだけ損傷が確認されます。

お客様のご来店時には、わたくしも立ち会いましたが、ぱっと見で交換した方がベストだな感じた損傷です。

車両保険に加入されていないとこ事なので鈑金修理と交換見積りを弊社担当者の飯塚が提示いたしました。限りなく新品に近づけますと飯塚の言葉を信用して頂いたのか金額も当然新品交換よりお安く収まりますのでご検討頂いた結果、鈑金修理でのご成約になりました。

作業に入り鈑金パテが入ったところです。これを見ますと損傷範囲の大きさがご理解頂けるかと思います。

専門用語になりますがパネルの逆アールもある為に難易度が更に増しております。鈑金作業も予想通り上手く行き、最後に塗装作業です。(画像が少しピンボケで失礼!)

最後に完成時の画像を確認してください。自信を持って修理をお勧めした結果、十分ご納得頂ける結果になりました。御免なさい修理金額の公表は控えさせて頂きます。


ポルシェ 964 カレラ2(初年度登録 平成3年)のオールペイントを施工しました。

お時間もかかってしまい、お客様には大変ご迷惑をお掛けしましたが、ご納得の仕上がりにお客様にもご満足を頂けたかと思います。

今回は残念ながら作業中の画像はございません。

Before after の形を取らせて頂きました。ご覧ください!

Before

after


フォルクスワーゲン 平成3年生まれのヴァナゴンT3です。この車両は現在中古車相場が高騰しているマニアの中では人気の車種になります。今回は車両保険修理での入庫になります。

損傷は右のリヤフェンダー、リヤゲート、エンドパネル及びリヤバンパーの交換作業になります。

右のリヤフェンダーは激しく当たり、大きく膨らんでしまってます。

ここで大きな問題です。どこの鈑金塗装工場でも当たり前に、この溶接パネルは交換が必要になります。

がしかし、すでにヴァンゴンの外板パーツは殆んどと言って言いくらい生産中止と化してます。

よってどんな損傷でも鈑金修理するほか手はありません!

修正機を使用して大まかに損傷部分を引き出していきます。

専門用語になりますが、すでに鉄板がのびて(膨らんで正規の位置より表に出ている)ます。

シボリという特殊な作業で膨らんだ鉄板を通常のレベルまで戻していきます。

(企業秘密で画像にしてません)(-_-;)

その後は通常のパテ作業に入り、塗装の下地のサフェーサーの塗布になります。

塗装ブース内での作業前の画像です。もちろんガラスも外して塗装します。

 

最後に完成した写真をご覧ください!弊社の技術を結集した作業結果になりました。

保険請求金額はあえて公表いたしません。(;^_^A


トヨタ ヴォクシー 右のフロント廻りを激しく損傷しております。タイヤが、とんでもない所を向いてます。当たり所が少しセンター寄りですと間違いなくエアーバックが作動するような事故です。

取り敢えず各部分を分解していきますと足回りのパーツでエンジンを押してしまい穴が開いてました。

画像はエンジンを降ろした状態で、大きな穴が確認出来ますね。致命的です!エンジンの交換になります。

エンジンを降ろしてボディーの骨格だけになりました。

右フロント足回りもすべて交換になります。事故の損傷でオートマチックトランスミッションまで交換に発展しました。ボディーから外されたパーツ君達です!

ボディーの骨格である右サイドメンバーと言われる所とフロント廻りのラジエターサポートと言う部分の修理になります。

この作業が終わりますと通常のパネル交換をして塗装作業になりますので割愛させて頂きました。

最後に弊社の技術力の結集であるヴォクシーハイブリッドエンジン及びオートマチックトランスミッションの載せ替えての大破事故鈑金修理の完成写真をご覧ください!

参考までにお客様は勿論、車両保険に加入されていて部品代が約130万円、工賃が約70万円、総額で約200万円の修理でした!


トヨタ アイシスの左リヤフェンダー廻りの損傷で同業者から見ますと当たり前にリヤフェンダー(溶接パネル)の交換の修理になるかと思います。

お客様とご相談の上、車両保険にはご加入されていらっしゃるとの事なのですが極力保険は使用したく無いと言う事で、今回は少しでもお安くなるよう鈑金修理を選択させて頂きました。

鈑金作業は終わりパテ作業に入って行きます。パテで成形を完了しサフェーサーを塗布し、最後に塗装ブースでの塗装作業になります。価格を抑える為にリヤバンパーは同色の中古パーツをそのまま装着させて頂きました。

 

残念ながら雨の中の完成写真になりますが弊社の技術力の結集の作業になりました。

お客様も大喜びでご納得のお支払い、税込みで175,000円の修理でした。


ポルシェ996です。ボディーカラーがシルバーの為、
損傷が判りにくいですが我々からしますと少し手ごわい損傷です。

 

作業は当然鈑金修理を選びます。荒出しを終えて鈑金パテを塗布し仕上げのポリパテへと工程は進みます

 当たり前の様に隣接パネルであるフロントドアも塗装します。 

塗料が乾燥後にミガキ作業を経て組付けて完成になります。
きっとお客様も御納得の仕上がりです。
参考までに保険会社との協定金額は部品代も含めて30万円オーバーになると思います。


 

フォルクスワーゲン ゴルフです。バックしてぶつけてしまったようでリヤバンパーが切れてしまっております。通常ですとバンパー交換になりまして概算で14万円位の修理になります。

 

今回はお客様のご希望で少しでもお安く、と言う事で何とか修理させて頂きました。税込で86,000円のご請求です。


 

アウディA3です。車輌保険にて入庫です。

損傷の確認ですが
リヤバンパーの変形及びキズの損傷
右テールランプ、キズの損傷
右リヤフェンダーの大きな損傷と言ったところでしょうか。


以前にもお話させて頂きましたがリヤフェンダーは溶接パネルに付き極力交換を控えたい部位になります。
かなりパネルが内部に押し込まれておりパネル全体の歪みも確認されます。
今回は弊社チャレンジ精神のある鈑金作業者と相談の結果、お客様のご了承を得て鈑金修理する事になりました。

 

パネル周辺部に装着されているパーツ類を取り外し損傷部の荒出し作業に入ります。

 

8割程パネルの板金が終わり鈑金パテを塗布します。
この工程で9割程の成形に持って行きます。

 

最後に仕上げのパテを塗布し100%の形に仕上げます。

 

パテ作業完了後に塗装担当者がサフェーサーを塗布し、いよいよ塗装ブースにて塗装作業に入り
欧州車の殆んどは国産のように塗装済みの完成バンパーでは無く塗装を必要とする新品バンパーになります。

 

塗装工程が終えて各パーツ類を組付けて完成した画像になります。

結果論になりますが工期等も踏まえてクルマの為には今回、板金修理をチョイスして正解であったと感じます。
ちなみに保険請求金額ですがパーツ代も含めて約50万円近くになりました。何時までも大事に乗られて下さいませ。


 

横浜市磯子区Y様のフォード エクスプローラーです。追突事故による大破の鈑金修理になります。
ちなみに相手の軽乗用車は事故の衝撃で横転してしまったそうです。

 

損傷は右のリヤフェンダー周りで溶接パネルになりますが勿論交換になります。
問題はテールランプが装着される内部のパネルの損傷が激しい事です。

損傷部のアップ画像です。

 

リヤバンパーを外しました。内部がクシャってます。

 

いきなり交換する事は出来ませんので、修正機によりある程度引っ張り出します。以前にもお話しましたが
リヤフェンダーはスポット溶接にて装着されておりますので交換に手間が掛かります。

 

引き作業が終わり外販のパネルを剥がして内部のパネルが姿を現しました。
通常であればこの内部のパネルも交換になります。

予想が的中しました。内部のパネルは日本に在庫無し。本国オーダーになり納期は未定との事です。

よって内部のパネルは全て鈑金修理する事になりました。
まずは損傷の無い左側のパネルを剥がします。
そして損傷しているパネルも剥がして鈑金修理します。
とてつもない手間の掛かる作業に入って行きます。

 

鈑金修理して再びボディーに溶接にて取りつけます。

 

リヤフェンダーと合せながらパテを付けて成形し形を作って行きます。

 

先に内部パネルのみ塗装して仕上げます。これで内部パネルの修理が終わり始めて
リヤフェンダー交換作業に入ります。

 

リヤフェンダーが溶接及びスポット溶接によりボディーに装着されました。

 

パネルの継ぎ目にパテを付けて成形しサフェーサーを塗布して行きます。

 

塗装ブース内にて塗装作業に入って参ります。その他パーツ関係は全て新品パーツを
塗装する段取りですが、ここでは省きます。

 

 

塗装も終わりパーツ類を組み上げて完成しました。オーナーであるY様には
ご迷惑をお掛けしました。パーツの入荷にも時間が掛かりトータル1ヶ月の修理期間になってしまいました。
概算修理金額の内訳ですが
作業工賃で約53万円
パーツ代金で約38万円
トータルで約100万円近くの修理金額になりました。

Y様 可能な限り大事に乗り続けて下さいませ。