9月9日(月)台風襲来後の朝!

9月9日(月)問題の台風がやってきた後の早朝の弊社前の状況です。

並木に在住のわたくしは被害が気になり朝の6時過ぎに会社に向かいました。

何時もの工業団地内の道路は至る所で冠水し、無理に入って行かない方が良いと判断し国道357を選んだのですが、ここも冠水!無理を承知でクルマの左右に水しぶきを派手に上げながらやっとの思いで会社前に到着!

 

一番心配だった歩道上の立て看板も何と転倒もせずに堪えてくれてました。次に心配していた敷地の奥の鉄くず置き場。・・・不思議な位に何も飛ばされておりません。弊社は幸い周囲の高い建物に囲まれて以外に風が抑えられたのか!

 

少し一安心して建物内に入ると、ここでやっと停電している事に気づいたのでした。

気が付けば弊社前の信号機も点灯してません。停電なんて久しく経験しておりませんでしたので、そのうちに復旧するのだろうと思っていたら考えが甘かった。1時間が経ち2時間も経つ頃には付近の国道16号線を始め多くの道路が大渋滞。社員から次から次へと連絡が入り「遅れます!」との事。

 

気温も上がって来て暑い!のどが渇いて飲み物でもと思っても自販機も停電で買えず。おまけに電話もつながっていません。

社員が一人二人と出社して来ました。結局、電気が無いと本当に何も出来ない事を体感しました。電気の復旧の情報も無いまま、決断しました!13時頃には全社員を帰宅させました。

 

約2時間が経った15時頃に停電が復旧し、当然の事ながら警報機が発報し、すぐにOFFにして警備会社に連絡を入れて正常に戻ったのです。

不通であった電話回線が戻ったので電話番に徹しようと夕方まで待機しました。様々な連絡が10本以上も入り全て対応させていただき18時半頃まで会社に残り、少し疲れました。そして帰宅の途に就いたのです。

 

火曜日以降、更に様々な電話が入り「車が冠水したので見に来てください」「冠水したので引き取りに来てください」正直言って雨水ならともかく福浦の工業団地の冠水は堤防が破壊された事による海水の冠水で致命的です。昨日まで相当数の車両が廃車を余儀なくされた事でしょう。

その他、「物が飛んできてクルマにキズが付いた」や、ご来店頂いたお客様のクルマは屋根が大きくへこんで車両保険に加入していないとの事。また隣のお宅の屋根に設置の温水器の様なものが落下して、ご自身のプリウスのバックドアガラスに直撃しガラスが全面に飛び散ってキズだらけ。こちらはわたくしが積載車で引き取りに伺い、ご自身の車両保険を使用して結局全塗装で100万円オーバーの修理に発展しました。

 

大きな声で言えないが「人様の不幸を待つ商売」なんて位置づけしていたが、流石に気の毒でなりません。

 

また近隣の工業団地で被災された企業の方々におかれましては、くれぐれも心よりお見舞い申し上げます。

 

これから1台1台誠意を持って可能な限り対応させて頂こうと誓った静かな日曜日の営業をする店主からの報告でした。